2004年11月

今日、朝食を食べながらめざましテレビを見ていると、Livedoorの堀江社長が首をかしげている新聞1面が大きく写されていた。
はい。例の、西武売却の件についてです。

確かに、新規参入が阻まれた理由の一つとして「企業体力」が挙げられていたことからすると、多くの人が指摘しているように、まぁ、バカにされてると感じたのかもしれない。いや、ほんとのところなんてわかんないけれども。


ただ、なにかそれだけで拭い去れない違和感を感じて、眠い目をこすりながら(というか、半分くらい寝ながら)「んむ〜」と考えていたんだけれど・・・

あぁ、わかった。
違和感の原因は、
1.買収話が持ちかけられたのは、新規参入の結果が出る前の話だった
2.買収話が楽天にも行ったという話は出ていない
3.楽天の新規参入は、オーナー会議でも満場一致で可決されている
という、僕が知っていた一連の断片情報が、かみ合ってないからなんだ。

もし、楽天とライブドアの新規参入審査の結果を西武が知らなかったのであれば、素直に考えたらもう一方の参入候補である楽天にも話をもって行くんじゃないだろうか。
にもかかわらず、楽天は、ニュースが伝える(西武が打診したという)買収候補企業に入っていない。
ってことは、西武としては、楽天よりもライブドアのほうが球団オーナーとしてふさわしいと考えていたのかもしれない。
いや、でも、楽天の新規参入の決定は、オーナー会議の決議でも満場一致だったそうだ。ということは、やっぱり西武も球団オーナーとしては楽天のほうが優れてるって考えているんだろう。(まぁ、そりゃそうだとは思う)

ま、結局のところ、(多くの人が実感しているように)この理由は「新規参入審査がデキレースで、楽天は新規参入することが分かりきっていたから」なのだとは思うんだけど、それにしても新規参入審査がデキレースであったことを裏付けるようなヘマを、西武の担当者さんはなぜ犯してしまったんだろうか。
もしかして、これが西武に残された、最後の良心だったのだろうか。
いや、まぁ、んなわけないんだろうけど、そう思っておくことにしよう。そうしよう。
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このエントリーは、悪徳不動産屋の独り言さんの、かっこワル〜 (慣らし運転)にトラックバックしています。
少し前のエントリーでも、新規参入審査のデキレースっぷりに触れていらっしゃいましたので。
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先日、奥さんが1万円を崩したら新千円札でおつりをもらったと言っていたので、しげしげと眺めてみた。


しげしげ・・・


しげしげしげしげ・・・・


と、野口英世の左目(色が濃い方の目)をじーっと見ていたら、引き込まれるような奇妙な感覚に襲われてしまった。

あれ?とおもって、左目を残して他の部分を隠しながらまた眺めてみると、なんか怖いんだよね。
黒目のうずまきや、そのまわりの曲線が。

新しい千円札を手に入れた際には、ぜひ野口英世の左目を凝視してみてください。
(できれば、他の部分を隠して)
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サイドバーにあからさまな広告を設置しました。

LAW launcherの新バージョンをリリースするたびに連呼していた「中古PCクレクレ」には一切反応をいただけませんでしたが、せめてこの無償奉仕状態から脱しないと掃除機をかけてる奥さんに「また遊んでる」ってため息混じりに嘆かれてしまうので、いっちょ奮起してみました。


で、GoogleAdSenseの下についてるAmazominingのgifアニメを今日しこしこ作っていたんだけど、いや、これが楽しい。
ほんとに楽しい。

プログラミングをしているときや、こういったデザイン仕事をしているときって、文字通り時間を忘れて没頭してしまう。
と、そこで思うんだけど、僕って今の仕事の選択を間違えていないんだろうか・・・
う〜む。
ま、きっときらめくセンスというものを持ち合わせていない僕には、やっぱり事務仕事の方が向いているんだろうけどね。


というわけで、今後はPCクレクレの連呼をやめますんで、ぜひ専門書を買う際には、右上のリンクからAmazonに飛んでお買い物をしていただきますようお願いします。
いや、ほんとにお願いします。
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僕は、今までに2回、「自分はそんなにアタマが良くないのだ」という事実を思い知らされている。

1度目は、大学のゼミに入ったとき。
僕が入ったのはいわゆる司法試験ゼミ(ゼミ生の多くが司法試験を受験し、教授側もある程度受験に配慮してくれるゼミ)で、同年代の優秀な人を何人も目の当たりにすることになった。
同じ話を聞いているのに、優秀な学生(仮に山下君と言っておきます)がそこから得る情報量と、僕が得る情報量は明らかに違う。
僕が何度読んでも分からない記述を、山下君はすらっと理解してしまう。
そして、勉強も、僕なんかよりずーーーっとたくさんこなしている。
それまで、「もしかして、自分ってそこそこいけてる方?」なんて勘違いしていたこともあって、目の前で次々に明らかになる山下君との差異に、なんていうか、圧倒されたような記憶がある。


そして、2度目は、自分自身のウェブサイトを持つと同時に、人のサイトも覗くようになったとき。
まず、「世間様に向けて発信できるだけの価値がある情報を僕は持っていない」って事実を、嫌と言うほど思い知らされてしまった。
そして、同時に「世の中には、価値ある情報をコンスタントに発信できる人はゴマンといる」って事実を、遅ればせながらようやく実感することになった。


どっちの経験も、直面したときは情けないような脱力するような気分に散々冒されたんだけど、でも、やっぱり、自分の位置(というか、身の程というか)をちゃんと知る機会を持てたってのは、まぁ、悪いことじゃないんだろうなぁとは思う。
・・・でも、まぁ、これ以上はもうごちそうさまだけどね。

というわけで、今晩も、僕はほとんど価値の無い情報をこうやって垂れ流すのでありました。


ザ・自己満足。文句あっか。わはは。
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昨日、一家そろって自転車しゃこしゃこ漕いで買い物に出かけたんだけど、僕は(そして、世の多くの旦那さんは)奥さんの買い物に付き合うのがあまり得意じゃないので、娘とキッズコーナーで戯れていました。

で、キッズコーナーで、他の子供と接点があると、その子に付き添っている親と何か会話をしなければならないような雰囲気になるとき、ありますよね?
「おいくつですか〜?」
「へぇ〜、○ヶ月にしては、○○(歩くの上手とか、そんなの)ですよねぇ。」
「あははは。うふふふ。えへへへ。」
「(こどもを操りながら)こんにちは〜♪」
などなど・・・

でもね、僕も、多分その話し相手のお母さんも、どっちも他人のガキのことなんかにさっぱり興味ないんですよ。
でも、一応聞いておく、と。
なんかね、地獄で石積みをしている気分になります。
お互い、別に聞きたくも無い事を聞いて、話したくも無い事を話して、それでいて興味あるような振りをして(笑顔も絶やさず)。
そして、数分後には、バイバイ、と。
まるで罰ゲームですよ、これ。

奥さんが「あんな世界に入り込まなきゃいけないなんて、カンベンしてほしい」って嘆く気持ちが良くわかりました。
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先月に申し込んで約一ヶ月ぽすれんを使ってみてある程度特徴を実感できたので、加入を検討されている方の参考になればと思い、書き残しておきます。
    【実店舗型レンタルと比べたオンラインDVDレンタルの利点】
  • オンラインDVDレンタルは、在庫の種類が圧倒的に多い。
    →実店舗型では取り扱ってないようなDVDがたくさんある。
  • オンラインDVDレンタルは、「借りに行く手間」と「返しに行く手間」がほとんどない。
    (PCでレンタル予約をして、見終わったらポストに投函するだけ)
  • 延滞料という概念が原則として無いため、見ようと思っていたときに見れなかったとしても、特に問題はない。
  • エロDVDを借りるときに気まずくない。
    (す、すんません・・・)

    【実店舗型レンタルと比べたオンラインDVDレンタルの不利な点】
  • 返却-発送の処理に時間がかかる。
    →みたいと思ったときに手元にDVDがないときがある。
  • パッケージの裏を見て内容を推測する事が出来ない。
    (その代わり、オンラインDVDレンタルは、ユーザーのレビューを見る事ができるけど)
  • ごにょごにょする等の方法で回転数を上げないと、実店舗型より高くつきがち
  • 忙しくて全然DVDを視聴できなかったとしても、月額料金をきっちり取られる。
  • 新作・人気作は、まだ実店舗型のほうが借り易い(気がする)。
    →レンタル保証の対象となったタイトルについては、オンライン型でもすぐ借りられる。

    【で、結局こんな人にオススメ】
  • オンラインDVDレンタルと、お店でのDVDレンタルを分けて考えられる人。
    実店舗だと、100円〜300円で1週間レンタルできるということと比べて「元を取る」ってことにこだわり始めると、とたんにストレスがたまるサービスになります。
    某掲示板でも「発送が一日遅れた」とか「一枚あたり207.9円にしかならなかった」などの細かい愚痴がたくさんあふれてますけど、実店舗型との比較をやめるだけで、かなりこの不満は解消されるはずです。
    どうせ数百円の差なんだから、見たいと思ったときに手元にDVDが届いてなかったら「お店に行ってスポットでレンタルしようかな」くらいの気持ちを持てるといいんじゃないかと。
  • DVDを見る曜日が決まっている人
    オンラインDVDレンタルは、どうしても手元にDVDが無い期間が数日発生します。
    そのため、「DVDを見る曜日」「DVDを見ない曜日」を分けられる人は、「DVDを見ない曜日」の間に返却-発送処理をあてることができ、使い勝手がとても良くなります。
    具体的には、「自分は週末しかDVD見ないよ」なんて人は、オンラインDVDレンタルとかなり相性がいいと思いますよ。
  • マニアックな作品を見たい方
    オンラインDVDレンタルは、普通のお店にはちょっと置いていないようなDVDが多数あります。
    会員でなくても在庫タイトルはチェックできるので、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
    (ぽすれんの、アイドルのイメージビデオの多さには、正直ちょっと引きました・・・)
  • Livedoorの未熟なサービスに寛容になれる方
    ぽすれんに限った事じゃないけど、Livedoorが提供するサービスは、サークルのり的な甘さがあるので、そこを我慢できる方(株主だったり、おおらかな性格の方だったり)でないと、やってられなくなるかもしれません。


あ、そうそう、上で「オンラインDVDレンタル」って一般化した言い方をしていますが、僕が利用したのはぽすれんだけです。
DISCASは試用しかしたことないですし、GEOに至っては試用すらしたことないです。

___________

ぽすれん

上のリンクからぽすれんに会員登録していただきますと、僕にアフィリエイト報酬が入ります。
レビューが参考になりましたら、ぜひご協力をお願いします。
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先週末から爛れた様相を呈している週刊!木村剛だけど、みなさんはもうお楽しみいただけましたか?
まだの方がいらっしゃいましたら、ぜひどうぞ。おもしろいですよ。

こういった祭は結構好きな方なので、「あらあら」と思いながらヲチさせていただいていたんだけど、トラックバックがすごいんだよね。
いや、数もそうだけど、内容が。

なんかね、いろんな人が、木村氏に教えを垂れてんの。しかもほとんどは匿名で。

あれってさぁ、本人を目の前にしても、同じ事言えんのかなぁ。


僕は木村さんの事をほとんど何も知らないし、だから支持しているわけでも好きなわけでも嫌いなわけでもなんでもないわけだけれど、それにしても、ゆうめいじんになるってのは大変なんだなぁ、とはつくづく思いました。
だって、ぼろ出したら、どこの馬の骨かもわからない人から説教されちゃうんだもん。反省すべきとかいって。
(まぁ、かつて「ツッコマビリティ」なんてコンセプトのもとで素人を釣ってきたせいでもあるのかもしれないけど)
僕だったら、説教トラックバックを送ってきたすべてのブログに匿名で「あんたの意見なんて聞いてねぇよ」とか「お前に言われたくねぇよ」って書き込んで周るけどね。

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このエントリーは、騒動に巻き込まれるのが嫌なので、どこにもトラックバックしてません。
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結婚の開始や終了は、婚姻届や離婚届をだすことで効果が発生するわけだけれど、もし婚姻届や離婚届ってものが存在しなかったら・・・
カップルはいつから夫婦になり、そして、夫婦はいつから他人になるのかちょっと考えてみました。
    おならをすると・・・
  • カップルの二人は:「ヤダー」と、恥ずかしがる
  • こうなったら結婚:「くさーい」と、笑う
  • こうなったら離婚:「・・・・」無反応

    二人で出かけたときにつまづいてしまったら・・・
  • カップルの二人は:「だいじょーぶ?」と、心配する
  • こうなったら結婚:「ドジなんだから」と、笑顔で起こしてあげる
  • こうなったら離婚:そもそも、二人でなんて出かけたりしない

    風邪をひくと・・・
  • カップルの二人は:あたふたしてしまう
  • こうなったら結婚:甲斐甲斐しく世話をする
  • こうなったら離婚:「頼むから伝染さないでくれ」と願う

    出張が決まると・・・
  • カップルの二人は:「さみしー」と、残念がる
  • こうなったら結婚:「たまにはいいかも」と、一息つく
  • こうなったら離婚:「・・・・?」二日ほどしてそういえばいなかったって事に気づく

    おみくじで凶を引いたら・・・
  • カップルの二人は:盛り上がってるのでおみくじなんて気にしない
  • こうなったら結婚:そこはかとなく嫌な予感がする
  • こうなったら離婚:「あんたと結婚するはめになったこっちは大凶だよ」と心の中で毒づく

    妊娠がわかったら・・・
  • カップルの二人は:将来を思って不安になる
  • こうなったら結婚:手を取り合って喜ぶ
  • こうなったら離婚:養育費と慰謝料を計算するそろばんが脳内でフル稼働する


・・・と、
またくだらない事を考えて時間を費消してしまったよ、ママン。
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H.Yamaguchi.netさんの暴論「結婚の契約」論を拝見し、おもしろそうだったのでちょろっと結婚契約を考えてみた。
(手書きじゃないとか、結婚式で署名することを念頭においていないとか、山口さんのアイデアとは異なる部分もありますが、ご容赦ください)
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