2010年04月

T/O
で終わらせてもいいんじゃないかとも思えるほどに長く、そしていつも通りのタイトルをつけてみましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか僕は元気です。


さて、電子書籍の話です。
kindleの普及のせいなのか、iPad発売の影響なのか僕にはよくわかってないのですが、とにかく最近、いろんなところで「これからは電子書籍/電子出版がアツい」という言説を耳にするようになりました。
とかく何事にも影響されやすい僕のことですから、ブログや本を読んでいるうちに電子書籍にも興味を抱いてしまうのはごく自然な成り行きです。
「そうか、アツいのか。んじゃやってみよう。」という感じで、ほんとに実現可能なのかもよくわからない状態で動き出しました。
2月のことです。
そして昨日、紆余曲折を経て、なんとかAppStoreへの申請まで無事たどり着くことができました。

今回のシリーズでは、この2ヶ月半の軌跡をメールのログをたどりながら振り返ってみたいと思います。

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2月8日
電子書籍の時代がくる(というか、もう来てる)という弾さんのエントリーを読んで、そんじゃ自分でもやってみるかと思い立ちました。
とはいえ、自分だけで売り物として成り立つコンテンツを作り上げる自信は全くないので、日頃交流させていただいている法務ブロガー3人(dtkさんhiroさんtacさん)に「やってみませんか?」と、メールをしてみました。
すると、その日のうちに3人から「よしやろう」という返事が返ってきました。

2月9日
一日で企画が通ってしまったのはいいのですが、みんな仕事を抱えているサラリーマンなので、そうそう集まることもできません。
というわけで、原稿はGoogleDocsで書き進めることになりました。
そうと決まれば、ということで、GoogleDocsに共有フォルダを作成し、Googleグループにこの企画のグループを作りました。

2月10日・11日
10日に「こんな企画でどうでしょう」という企画案をグループに投げました。
で、翌日には、3月末リリース目標という無謀アグレッシブな工程表というおまけ付きで、企画が固まっていました。
なお、この時点で、「エンジニア向けの契約入門」というテーマが設定されました。

2月12日〜14日
コンテンツの骨子をアップし、全員で叩いたうえで、各自の担当部分を立候補形式で割り振りました。
いよいよ執筆の開始です。

2月15日〜
各自、GoogleDocsで原稿を書き進めました。

2月20日〜3月14日
徐々に「ここが書けたよ」という報告があがり始めてきたため、各自、各々の担当部分の執筆と並行してGoogleDocs上で他のメンバーの原稿に修正をかけ始めました。
ただ、この段階ではどこを修正したのかを明確にしながら手を加えていったので、どうしても修正は限定的になりがちでした。
その結果、修正を繰り返しても、担当者間の文章のトーンがバラバラだったり、問題意識が別の方向を向いてしまっている点を修正しきれませんでした。

3月15日
原稿が出そろい、メンバー内でのレビューも何度か回せたことを確認し、想定読者であるエンジニアの方に原稿をレビューしていただくための準備に入りました。
僕は、KatokichiSoftさんgothedistanceさんatsuizoさんあきみちさんに打診し、レビューについてご協力頂けることになりました。

3月18日〜
各自、レビューにご協力頂けるエンジニアの方に、原稿を送りました。
当時の原稿の完成度の低さは冷や汗もので、レビュワーのみなさんには大変ご苦労をおかけしてしまいました。


後半へ続く
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こんにちは。
毎度おなじみ、煽りタイトルのお時間がやって参りました。

今日のテーマは、「家族より仕事を大切にするニッポンのサラリーマン」です。
この文脈での「家族」は、父母ではなく、妻・子供をさすと思うので、妻帯者の男性サラリーマンを念頭におきます。

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さて、僕は海外で働いたこともなければ、経営に外人がガンガン口を出すという意味での外資系企業に所属したこともないので、周囲にはあふれんばかりの「家族より仕事を大切にする」清く正しいニッポンのサラリーマンがひしめいています。

でもね。
こんな働きアリのようなサラリーマンだって、その多くは、心底仕事を優先したいと思ってる訳じゃないんですよ。
だって、猛烈に働いて残業代をゲットしても、世帯収入が増えるだけで自分個人の小遣いはほとんど変わらないないし、今のご時世、がんばって働いてもそうそう会社内の地位が上がらないってことは、サラリーマン自身だってわかってるんだから。

それにも関わらず、なんでサラリーマンが家族をおろそかにしてまで仕事を優先するかと言えば、それはひとえに「その家族が、サラリーマンに対し、仕事を優先することを求めているから。」に他ならないんです。

ちょっと落ち着いて考えれば、目先のちまい残業代を取りにいくより(場合によっては残業代すら出ないこともある)、ゆっくり休みんだり、仕事から離れた活動(例えばプログラミングとかね!)をしたり、勉強の時間を取った方が、長い目で見れば絶対に得だし楽だってことはわかるし、実際多くのサラリーマンは、そのこと自体は理解しているんです。

でも、毎日毎日遅くまで仕事をしているサラリーマンに対し、家族は労うことはあっても「もっと早く帰ってきてよ。」と要求することはありません。だって、家族は早く帰ってくることなんて望んでないですから。せいぜい、天井のライトが切れたときぐらいですよ。「早く帰ってきて。」って言われるのは。

中には、「俺の家族は早く帰ることを望んでるぞ」という奇特な幸せな方もいらっしゃるかもしれませんが、こういう方は、今現在、既に家族を仕事より大切にしているか、そもそも自分の中での家族のプライオリティが低いかのどちらかです。
つまり、論外なのです。


日本のサラリーマンは、家族より仕事を大切にする、と警鐘を鳴らす方は、ぜひその「家族」が現状についてどう思っているかにも目を向けてほしいと思います。
諸悪の根源は、むしろそちらにあるかもしれないのですから。

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本エントリーは、昼休みに遂行もせず書き下した"おふざけエントリ"なので、そこんとこ割り引いて読んでいただけると助かります。

なお、煽りエントリを書いている割に自分が煽られるのはあまり好きじゃないので最初に言っておいてしまうと、僕は娘が振替等で平日休みになる日は、自分も会社を休んでしまうタイプの人間です。

ではでは。






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突然ですが、僕は高校時代、囲碁将棋部というあらゆる部活の中でもトップクラスにもてなさそうな(というか実際トップクラスにもてない)部に所属していました。

そして、囲碁将棋部の部室には、今まで目にしたことのない時計がいくつもおいてありました。
時計が二つ横に並んでいるのです。

chessclock


この奇妙な時計こそ、囲碁、将棋、チェスなどをする方には必須の、そして、しない方には一生無縁なグッズ「対局時計」なのです。


この対局時計を使うと、各プレイヤーの持ち時間を別々に計測できるため、対局がスリリング、スピーディかつメリハリの利いたものとなります。

ただこの対局時計、少なくとも日本では、ものすごく高い。
安いものでも数千円、高いものでは1万円以上するのです。

ストップウォッチを横に並べてちょいとオプションをつけただけの機器が1万円。
正気の沙汰とは思えません。

そこで、今では将棋を嗜まなくなってしまった僕も、金儲けのために義憤にかられて立ち上がらざるを得ませんでした。
そして登場したのがこのアプリ、対局時計 Proです。

チェスでおなじみのフィッシャーディレイ、将棋でおなじみの秒読みには当然対応。
手数も記録され、対局途中でアプリを終了しても、再起同時にはもちろんレジュームされます。

さらに、ブリッツ、10秒将棋などのお遊び対局を気軽に楽しむために、セーブスロットを5個つけておきました。
いつでもキワモノ設定を簡単に呼び出すことが可能です。

これだけそろって価格はたったの350円。
めいじんせ・・・じゃなかった、1万円以上する対局時計を買おうか買うまいか迷っていたあなたは、道具屋さんの前にAppStoreを覗いてみることをお勧めします。


ダウンロードはこちらから
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「で、今日は、どんな案件ですか?」

雑談が落ち着いた頃合いを見計らって、彼はそう切り出した。
もちろん、最初から僕もそのつもりで事務所を訪れてはいるんだけど、どうも悪事を働いているような気がして、いつも雑談から話を初めてしまう。いつか、慣れる日はくるんだろうか。

「今回は知財権です。最近ごく一部で話題になっている、書籍をスキャンしてデータを送るビジネス、ご存知ですか。そうそう、そのあれです。社長がどうも興味を示したようで、今日になって『うちもやろう』なんて言い出したんです。でも、うちはマザーズとはいえ一応上場してますんで、あんまりうかつなことはできないって訳で。」

僕が事情を切り出すと、彼はすらすらとメモをとり、しばらく首をひねりながら目をつぶった。
考えを巡らせるときの彼の癖だ。

「そしたら・・・そうですねぇ。今回は高裁コースでいいでしょう。まぁ知財高裁に行くと思いますから。で、筋書きは、書籍スキャンサービスをパイロットスタートしたことにして、事例詳解で著者名を"うっかり"見せてしまいましょう。そんで、著者に損害賠償&差止請求訴訟でも提起させるってことで。最近はありがたいことに出版不況で、物書きさんの下請料金がだいぶ安くなってくれてね。ありがたいことです。」

よくもまぁ、すらすらと思いつくものだと感心しながら、また軽く雑談をして、僕は事務所を後にした。

そして、翌々日。見積書とともに、訴状と答弁書の案が送られてきた。
訴状には、必要な事実がきっちりと網羅されている。いつものことだ。
答弁書には、事実は全て認めるが、法令の適用は争う旨が記載されている。もちろん、これもいつものことだ。
僕はすぐ彼に電話して、「これで結構です。もう決裁はとってるので、すぐに提起してください。」と伝えた。
ひとつ驚いたことと言えば、10年ほど前に大ヒット作で一世を風靡していた小説家を原告に据えていたことだ。小説家ってのも、大変なんだな。

1ヶ月後、僕は傍聴席からいつもの茶番を見守っていた。
裁判官の顔つきがこわばっているように見えるのは、この茶番に付き合わされることを悟ってのことだろうか。

「被告は一切事実について争わないんですね?」
「はい。争いません。」
「では・・・次回、判決ということで。」

僕は、社会の時間で三権分立という言葉を習ったときのことを思い出していた。
裁判所は、司法機関。
へぇ、これが司法機関、か。
ふぅん。


そして、今日は待ちに待った判決日。
高裁コースで発注しているので、まだこれで確定する訳じゃないけど、請求が棄却されたりしたら今日からサービスインに向けて本格稼働しなきゃならない。
判決はうちだけのものじゃないからね。
さて、どうなることか。
お、裁判官さまのお出ましだ。
なに、そんなに睨まないでくださいよ。
僕だって、好きでやってるんじゃないんですから・・・
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それは、
  • 最後の質問コーナーで、他の受講者にとって有意義な質問を、端的に質問する


  • たったこれだけのことを心がけるだけで、びっくりするくらい研修に集中できます。

    ただの質問じゃだめですよ。
    他の受講者にも有益な質問じゃないとだめなんです.

    たまに、「会社帰ってネットで検索しろよ。すぐ見つかるから。」って横から言いたくなることを質問する人、いますよね?
    そんな質問じゃだめです。
    たまに、「そんなもん、ケースバイケースだろ。」って横から言いたくなることを質問する人、いますよね?
    そんな質問じゃだめです。

    しかも、他の受講者に有益でも、端的じゃないとだめなんです。

    たまに、だらだら前置きしたあげく、結局何が聞きたいのか誰も(本人も)判らない質問する人、いますよね?
    そんな質問じゃだめです。
    たまに、質問かと思いきや、誰も聞いてない持論を展開する人、いますよね?
    問題外です。


    そもそも、「質問する」という意識でいたら、この要件はなかなか満たすことはできません。
    むしろ、「講師に補足説明をさせるよう誘導する」くらいの心構えが必要なのです。


    と、ここまでハイテンションで語ったのはいいのです、実は今日、AMTのセミナーを受けてきて、ぜんっぜん質問を思いつくことができませんでした。
    質問できないということは、いいセミナーであったことん裏返しではあるんですけど、なんだか悔しい気がしてなりません。
    くそぅ・・・
    完敗だ・・・
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