このblogのタイトルって「企業法務についてあれこれの雑記」なのに、ふと気づくと株やらPCやら独り言みたいな雑記やらで埋め尽くされている事にようやく気づいたので、たまには仕事の事も書いてみようかと。
いや、「法務の仕事」や「企業法務」で検索されることも以外に多いんですよ。まったくの期待はずれだったと思いますが。

で、今日のできごと。
最近、某巨大企業が、子会社もろとも大々的に個人情報保護を目的としたキビシー契約書を委託先に押し付けています。
こんなもんいきなり渡されて、10日以内に捺印して返してくださいって言われても、記名捺印自体は間に合わせる事ができても、社内体制を変更するのは到底無理です。
で、無理な契約を押し付けられると、説明を受けた現場は「やってらんねー」となり、結局ぐずぐずになってしまいます。(それでも、うちはまだ良くやってるほうだと思う。一応努力はしてるし。)
じゃぁ、と思って、その某巨大企業内ではどうなのかと、常駐している人に聞いてみたら、やっぱり社内的にもぐずぐずなようです。

なにやってんだか・・・
これぞ「手段の目的化」って感じでしょうか。