くろのさんのところでトラックバックのマナーについて触れられていましたが、その一部の「マナー」についてだけ、考えてみました。


マナーというのは、「自分以外の人に好ましく思ってもらうための技」であるはずなので、自分以外の人に好ましく思ってもらえないかもしれない可能性が少なからずあるならば、それはマナーとはいえないんじゃないだろうか。
つまり、「これはマナーか否か」が争われている場合は、当然「これ」を好ましく思わない可能性人がいるがあるわけであって、ってことは「これ」がマナーであるはずが無いと思うんだけど。

周りの人の心情を正しく把握できる人は、マナーなんて知らなかったとしても、好ましく思ってもらえる行動を臨機応変に取るようにすれば何の問題も起きないはず。でも、なかなか僕達一般ピーポーにはそこまでするのは難しいから、過去の経験から抽出した「好ましく思ってもらえる技」を一般化して、「これさえあればダイジョーブ」的な便利ツールとして纏めたのがマナーの生い立ちなんじゃないのかなぁ。


blogはまだまだ生まれて間もない未成熟な世界なんだから、あるのか無いのかわからない「マナー」で楽をしようとせずに、ちゃんと原則どおり「こうしたらこの人は不快に思うかな?」っていう疑問や恐れをいちいち持った方がいいんじゃないかと、そう感じた熱帯夜でした。
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かなり論点がずれたトラックバックですが、くろのさんは不快に思いません・・・よね・・・?

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05/4/26追記
kakoさんのところで同様のテーマが話題に上っていたので、
後出しではありますけどトラックバックさせていただいています。