昨日の続き。

昨日思うに任せて(今日もそうだけど)書いたコンプライアンスの本質を手っ取り早く実感してもらう方法としては、以下の二つの質問が有効だと思っている。

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その1
あなたの子供が学校でいじめに加担していることを知りました。
あなたは、あなたの子供にいじめをやめるようにいいますか?
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この質問には、たいていの人がYesと答える。
まぁ、当たり前だ。
というわけで、この質問にYesと答えた人に続けて質問する。

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その2
あなたの子供が学校でいじめに加担していることを知りました。
いじめの対象になっている子供は、以前別の子のいじめに加担していたが、それが嫌になっていじめをやめたところ、新たないじめのターゲットになってしまったとのこと。
過去の経緯からすると、今回もいじめをやめた人は次のいじめのターゲットになることは容易に予想できます。
それでも、あなたは、あなたの子供にいじめをやめるようにいいますか?
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最初の質問にためらい無くYesと答えた人であっても、想像力に欠ける残念な人以外は、二つ目の質問には大抵戸惑うことになる。
なぜなら、これは紛れも無いいじめの実態であり、現実であるということ、そして同時に「いじめはいけない。」という至極当然の規範でさえ遵守するのがためらわれる状況が、そこかしこの小中学校に普通に存在しているという現実に気づくからだ。

これが、コンプライアンスの最大の敵「悪いのはわかっているけどやめるわけにはいかない」の正体に他ならない。
そして、こういった閉塞した状況を解決できるのは、心構えやあるべき論ではなく、テクニックであり、システムでしかないと思うのだ。



というわけで、出社してきまーす