そろそろ32歳になる。

32歳だよ、32歳。

ちょっと前までは100年経っても32歳になんてならないと思っていたけど、どうやらそうでもないらしく、残念ながら、僕の31歳は、もうすぐその寿命を終える。

32歳と言えば、それはつまり大学を卒業してから10年経つということであって、昔誰かが言っていた「25過ぎたら早いぞ」という言葉が今更ながらつくづく身にしみる。

「まるで昨日のようだ」はさすがにいいすぎだと思うけど、「まるで2年前くらいのようだ」だったら、むしろ事実よりもそっちの方がしっくりくるようにすら感じさえする。

10年前は同じ土俵に立っていたはずの彼らや彼女たちは、アナリストとして鋭い未来予測を立てたり、NY弁護士の資格を取って大手事務所のパートナーへの道を疾走していたり、コンビニでバイトしていたり、パチスロのデータ収集に夢中になっていたりと、もう「僕たち」という括りではまとめられないくらいに散り散りになっているんだろう。(そういえば、最近全然連絡とってないな)

思えば僕も、この10年でいろいろな経験をした。

グッドウィルで日雇いのバイトもしたし、コンビニでレジうちもしたし、海外にはじめて行った。転職もしたし、親に勘当されたし、仲直りもした。結婚もしたし、役所に離婚届を取りに行ったこともあったし(幸か不幸か提出には至らなかった)、出産に立ち会ったし、親しい人の死にも立ち会った。

思い返せばいろいろ後悔することもあるけど、昔に戻ってもう一度やり直したとしても、今よりもっとうまくやり遂げる自信は、そんなには無い。

ということは、きっとまぁそれなりにいい10年間だったはずだ。と思う。

次の節目は・・・干支で三回りということで、36歳かな。

二回り前は12歳で、自分に無限の可能性があると信じていた頃。一回り前は24歳で、無職というか、ひも同然だった頃だ。

今までは、過去の1年とこれからの1年は大体同じくらいの重みを持っていたけど、もしかするとこれからは、これからの1年は過去の半年分くらいの価値しか持たないのか知れない。

36になって「あれ、4年間何やってきたんだっけ?」という後悔に苛まれないよう、新しい経験に積極的に身を投じてみようと思ったりした。

なんか、当初書こうと思ってた内容と全然違うこと書いちゃったな。

まいったな。

ま、いっか。