昨日からはてブで中くらいに話題になっている結婚式という匿名ダイアリーを読んで、タイトル通りのことを思った。

暇な方は上記エントリーを読んでいただくとして、時間のない方のために要約すると、要は「結婚式の厳粛さを赤ちゃんに妨げられたくない新婦さんと、結婚式から赤ちゃんを排除することに難色を示す新郎との間の意見の相違」ってことなんだけど、なにやら離婚も視野に入れているとのことであり、なかなか穏やかではない。

TBやTBに対する元増田の返答も入り乱れて喧々諤々の議論に発展してるんだけど、正直なところそんなに真剣に考えるような問題でもないだろ、と、既にある程度の期間の結婚生活を送っている方は思うんじゃないだろうか。
少なくとも僕は、そう思った。
(もしそう感じなかった既婚者の方は、すごく幸せな結婚生活を送っているんだろうと思う。嫌みじゃなく、本気で。)

だってさ、結婚生活が続けば、"夫婦のどちらにとっても譲れない意見の相違"なんて掃いて捨ててたら数年以内に世界規模の環境問題に発展するくらいに湧き出てくるんだから。

そんなときにいちいち筋論で考えてたって疲弊するだけなんだよ。


そのかわり、一番本質的なこと、つまり「その点について自分と考えが全くあわない彼(彼女)と、それでも一緒に過ごしたいか」を冷静に考えることに脳みそを使うべきだと思うんだよね。

元増田は、
要は

・「嘘くせー茶番」とどこかで感じながらも、「でも妻が幸せならいいや」と思って妻の譲歩案を飲めるかどうか

・かつ、自分が「嘘くせー茶番」と感じるものを「厳粛で静謐」と感じる価値観の妻を、僕が受け入れられるかどうか

だと思います。
なんてことを言っているので、悲劇的なまでにここのところを履き違えている。

そんな大したことじゃないんだよ。
「そんな彼女でも一緒にいたい」って思うなら、小難しいこと考えずに受け入れればいいし、「そんな人とは一緒に生活できない」って思うなら、それこそいよいよ離婚を考えればいいんじゃないか?
まぁ、恋愛結婚のカップルだったら滅多にそんなことはないと思うけど。

夫婦間の意見の相違なんて、だいたいは揉めたあと、どっちか(多くの家庭では夫婦のどちらか一方が常にこの役割を担う。そして我が家では僕だ。)が諦めて、いつの間にか仲直りして、また日常が再開されるんだよ。
だって、そんな彼女でも一緒にいたいんだから。
しょうがないじゃん。


というわけで、今日の昼休みは久しぶりにプログラミングをせずに終わりましたとさ。
では、午後もがんばって参りましょー。