マイコミジャーナルでWebデベロッパ初心者がおかしがちな10の誤ちというエントリーに影響を受け、契約法務バージョンを作ってみました。
例によって昼休みにちゃちゃっと作ったやつなので、ツッコミ大歓迎です。
あと、「おまえはどうなんだ!」と詰め寄るのは勘弁してください。
ま、いうのはかんたん、やるのはたいへん、ということですね。
- 案件を止める
案件を止めるのは依頼者や決裁者の役割で、依頼者や決裁者に正確な情報を伝えるのがあなたの役割です。 - 交渉の場に出ない
10通のメールより、10分直接話した方が交渉が進展するケースも少なくありません。 - 根拠資料にあたらない
条文、書籍、官公庁のウェブページなどの資料にちゃんとあたらないと、思わぬ大けがをすることがありますよ。 - 実務上の影響を念頭に置いていない
理屈の上では不利な条件であっても、実務上はぜーんぜん問題ないというケースはよくあります。
「実務上、どんな問題が生じるの?」と聞かれて答えられないような文句はつけないようにしたいものです。 - 回答が変わる
同じ前提条件のもとで同じ内容の依頼を受けた場合、同じ回答ができなくてはなりません。
これは、メンバーが増えれば増えるほど難しく、かつ重要になってきます。 - 税務、財務の都合を考えていない
狭義の法務としては問題なくても、税務・財務的に問題があれば、会社としては見過ごすことはできないわけで。 - 自社の業務に関する知識に欠けている
自社がどんな仕事をして何で儲けていているのかが理解できないと、契約内容も充分に理解できません。 - 一般名詞で定義する
以下「ソフトウェア」という。 - 実現可能性を考慮していない契約条件を設定する
エキセントリックな通知条項を見たことありませんか? - メンテナンス性が低い契約条件を設定する
構造がしっかりしている(内容によって条項が分けられている)契約書であれば、修正が必要になった場合も素早くかつ確実に対応することができます。
例によって昼休みにちゃちゃっと作ったやつなので、ツッコミ大歓迎です。
あと、「おまえはどうなんだ!」と詰め寄るのは勘弁してください。
ま、いうのはかんたん、やるのはたいへん、ということですね。
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