あけましておめでとうございます。

最近は長期化する不景気のせいか、12月31日から1月1日になっただけで何がめでたいんだ、などとおっしゃる方もいるようですが、そんなときこそ、どうでもいいことであっても大げさに喜び祝うようにした方がいいと思います。

そんなわけでもう一度、あけましておめでとうございます。

さて、僕も33歳にになり、どうがんばっても若手とは言えない年齢になってきました。
今までは、「知らないことは多いですが、すぐに調べて自分のものにします」というスタンスであってもある程度は周囲の理解を得られたのですが、そろそろそうもいかなくなってきたな、と近頃よく感じています。
そんなわけで、今年は法務業務に関する知識を積極的に蓄積することをテーマに据えたいと思います。
具体的には、「法務業務に関する知識を得られる書籍を読み、最低月に1冊はブログでブックレビューを書く」ことを自分に課したいと思います。
そして、本を読む時間を取るために、アプリケーション開発に割く時間をぐぐっと短縮します。

アプリケーション、特にiPhoneアプリの開発は、やればやるだけ感謝や対価、それに充実感を目に見えるかたちではっきりと手に入れられる、とてもすばらしい活動だと思うのですが、1年間余暇の大半を投入した後振り返ってみると、自分自身のスキルアップにはほとんどなっていないことに愕然としました。
iPhoneアプリの開発は、いろいろな意味で簡単すぎ、そして同時に楽しすぎるのです。

これから先、今まで僕が頼りにしてきた瞬発的な能力は次第に失われ、その代替として、経験や知識の重要性が高まっていくことは自明で、数年後に途方に暮れないためには今がまさに知識の蓄積を始めるデッドラインなんだろうと思います。

目にすることが少なくない、知識の裏付けに乏しい、直感(しかも古いセンスの)だけで仕事にちょっかいを出すダメ法務にならないために、今年はちゃんと知識の蓄積に取り組みます。

それでは、今年も一年、よろしくお願いします。