11月からこっそりと開始していた採用活動が、今月半ばに無事完了しました。
最終的にはいわゆる新卒(企業に勤務した経験の無い方)を採用する結果となったのですが、当初は即戦力採用を目指しており、実際にお会いした方も、採用に至った方を除き全員が法務業務の経験者の方でした。
法務としての実務経験のある方の面接をする際、僕は必ずある質問をしていました。
それは、「他の法務担当者の方々と比較して、ご自身が優れていることは何ですか?」です。
しかし、残念ながら、この質問はあまり奏功しませんでした。
つまり、ほとんど魅力的な回答を得る事ができなかったのです。
翻って、ウェブ上では、(最近は特にGoogle+で感じる事が多いのですが)多くの方がご自身の専門領域について有益な情報をシェアされています。(明示的に語られてはいませんが、一連のエントリーから強みが浮き出てくる方がたくさんいらっしゃいます)
また、今月末で退職する僕の上司は、退職時の挨拶で、転職理由として「自分はエンターテイメント分野でのコンテンツ周りの法務を得意としており、それをより活かせる場に行く事にした」といった内容を語りました。
いずれも、中途採用面接で受けた「あれ?それが、ですか?」感とは正反対です。
この対比を目の当たりにしたことにより、最近麻痺してしまってきていた「自分はこのままだとヤバい」感が再びわき上がってきました。
ある程度安定的な立場を得た事により、無資格法務が本来的にはらんでいる「別にいなくてもなんとかなる」という危うさを忘れてしまっていたことに気づいたのです。
そんなわけで、「自分が人より優れていること」「人にはできないが自分にはできること」をより明確にするということを、来年以降の大きなテーマとしようと思ったりしたのでした。
最終的にはいわゆる新卒(企業に勤務した経験の無い方)を採用する結果となったのですが、当初は即戦力採用を目指しており、実際にお会いした方も、採用に至った方を除き全員が法務業務の経験者の方でした。
法務としての実務経験のある方の面接をする際、僕は必ずある質問をしていました。
それは、「他の法務担当者の方々と比較して、ご自身が優れていることは何ですか?」です。
しかし、残念ながら、この質問はあまり奏功しませんでした。
つまり、ほとんど魅力的な回答を得る事ができなかったのです。
翻って、ウェブ上では、(最近は特にGoogle+で感じる事が多いのですが)多くの方がご自身の専門領域について有益な情報をシェアされています。(明示的に語られてはいませんが、一連のエントリーから強みが浮き出てくる方がたくさんいらっしゃいます)
また、今月末で退職する僕の上司は、退職時の挨拶で、転職理由として「自分はエンターテイメント分野でのコンテンツ周りの法務を得意としており、それをより活かせる場に行く事にした」といった内容を語りました。
いずれも、中途採用面接で受けた「あれ?それが、ですか?」感とは正反対です。
この対比を目の当たりにしたことにより、最近麻痺してしまってきていた「自分はこのままだとヤバい」感が再びわき上がってきました。
ある程度安定的な立場を得た事により、無資格法務が本来的にはらんでいる「別にいなくてもなんとかなる」という危うさを忘れてしまっていたことに気づいたのです。
そんなわけで、「自分が人より優れていること」「人にはできないが自分にはできること」をより明確にするということを、来年以降の大きなテーマとしようと思ったりしたのでした。
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