今月はかなりゆとりがあるので、たまっていた商事法務やらビジネス法務を読んでいる。

で、こういった法律系の雑誌を読んだり、テレビの法律相談番組をみると最近ひしひしと感じるのが「すごい勢いで法律の知識が抜け落ちている」ということ。

当社のような中規模ソフトウェア開発会社では、発生する法律問題はかなり限定的なもので、また、契約時も「いいから黙って締結しろ」的な圧力の前では折衝もなにもあったもんじゃない。
そんなわけで、仕事で使う法律知識はかなり狭くななり、使われない知識は忘却のかなたへ霧散してしまう。

とりあえず、去年は行政書士、今年はビジネス実務法務検定1級を受検するので、その勉強を通じて一定のレベルの知識を保つことはできると思うけど、来年以降、自分がどれだけ退化していくのかを想像すると、とても怖い。

本格的な退化が始まる前に、より「法務職」として働ける職場に移る必要があるのかもしれないなぁ、と思った胃もたれのする昼休みでした。
(まぁ、今の職場は「楽」という意味ではサイコーなんだけど)