Horse News Umanami Blogさんバルクの意味というエントリーを読んで、コスモバルクが勝ったことを知った。

競馬そのものにはあんまり興味が無いけれど、ZONEで取り上げられているのを観て以来、コスモバルクと五十嵐騎手の二人(?)のことが、ちょっと心に引っかかっていた。


地方競馬のジョッキーにとって、日本ダービーで優勝するチャンスなんて、一生に何度もあることじゃないはず。(さすがにそのくらいは僕にでもわかる)
そして、このチャンスを逃してしまった五十嵐騎手は、心に大きな傷を負ってしまったはず。(こんなことは僕じゃなくてもZONEを見てたら誰にだってわかる)
「もう一度コスモバルクに乗って、そしてまた負けてしまったら・・・」という、心の芯をへし折るような恐怖は、この夏の間中、彼の頭から離れることはなかったんじゃないかと思う。


でも、五十嵐騎手はコスモバルクに騎乗して、重賞を、それもレコードで獲ってきた。


レース前、彼は、ダービー直前に見せてくれた、あの「次はやってやるぜ」という目をしていたのだろうか。
惜しくも優勝できなかった皐月賞のビデオを観て、それでも見せてくれた、あの目を。



実際に見たわけじゃないからほんとのところはわからない。
もしかしたら、ただ安堵のため息を漏らしていただけかもしれない。
でも、上で紹介したエントリーの臨場感あふれるレース後のシーンを読んで僕の頭に浮かんだのは、「いろんな奴が無理って言ってるけど、俺とバルクは菊を獲るよ」と、心の中で言っている、強い目をした五十嵐騎手の姿だった。