パンパでガウチョさん経由で知ったんだけど、昨日、Livedoor Blogの規約変更があったらしい。
内容は、
で、特に8条が、多くのLivedoor Blogユーザーさんの逆鱗に触れているらしい。
僕自身、この規約第8条をマトモに読んだのは今回が初めてだったりするのだけれど、旧規約には
という問題がある以上、今回の修正はなんとなく納得してしまっていたので、あまりの反対意見の多さに驚いてしまった。
正直なところ、広告も入らないのに無料(またはかなりの低額)でサービスを提供している事からすると、著作物の利用権(複製権とかもろもろ)くらいは、減るもんじゃないんだから許諾してやってもいいんじゃないかと思うんだけど、いかがなもんでしょうか。
(第一、そもそも多くのブログ上のテキストなんて、許諾してあげたところで利用されるようなシロモノじゃないだろうし)
と、再びパンパでガウチョさんの記事のコメント欄を見て遅ればせながらようやく気づいたんだけど、こういったことをちゃんと説明しないから文句言われるんだろうね。
気づくのが遅すぎですね・・・えへ。
とりあえず、あとで、「自分だったら規約をこう書く」ということをやってみようと思います。
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内容は、
第5条(禁止行為)
(変更前)
・弊社が利用者のウェブログに自動的に表示しているフッタを非表示にする行為、しようと試みる行為
(変更後)
・弊社が利用者のウェブログに自動的に表示しているリンク、画像を非表示にする行為、もしくはしようと試みる行為
第8条 (ウェブログの公開について)
(変更前)
本サービスにて作成されている全てのウェブログについて、当サイトの宣伝を目的として利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。
(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします
で、特に8条が、多くのLivedoor Blogユーザーさんの逆鱗に触れているらしい。
僕自身、この規約第8条をマトモに読んだのは今回が初めてだったりするのだけれど、旧規約には
- 有償・無償の別が明示されていないので、「自由に利用」した結果、争いに発展してしまう危険がある。
- 「自由に利用する」の中に著作者人格権(特に、同一性保持権)の不行使が含まれるか明示されていないので、ひょっとすると、万が一の場合、争いに発展してしまう場合がある。
という問題がある以上、今回の修正はなんとなく納得してしまっていたので、あまりの反対意見の多さに驚いてしまった。
正直なところ、広告も入らないのに無料(またはかなりの低額)でサービスを提供している事からすると、著作物の利用権(複製権とかもろもろ)くらいは、減るもんじゃないんだから許諾してやってもいいんじゃないかと思うんだけど、いかがなもんでしょうか。
(第一、そもそも多くのブログ上のテキストなんて、許諾してあげたところで利用されるようなシロモノじゃないだろうし)
と、再びパンパでガウチョさんの記事のコメント欄を見て遅ればせながらようやく気づいたんだけど、こういったことをちゃんと説明しないから文句言われるんだろうね。
気づくのが遅すぎですね・・・えへ。
とりあえず、あとで、「自分だったら規約をこう書く」ということをやってみようと思います。
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コメント
コメント一覧 (4)
なるほど。法務専門家としてのお立場から見ると、あくまで万一に備えた規約改定であって、そんなに問題なさそうに見えたりするのですね。
ただ、うちのブログは意味不明な削除に遭ったし、もうライブドアはやめようと思っています。いろいろな事情があり、あと半年はPROを使うつもりですが、段階的に移行すれば済むこと。
今回は、規約改変の内容云々ではなく、以前からず〜〜〜っと問題だった「説明不足」を今回も性懲りもなく露呈してしまった事が一番まずかったのではないかと思ってます。
でも、やっぱりLivedoorのしろうと運営によって被害者を受けた方が「またなんかすんのかよ」って思われるのも、それもまた当然だと思います。
なんか、学生が学園祭の出店を運営しているようなニオイが漂ってくるんですよね。ライブドアのサービスって。
これは個人的見解ですね。
最初に本文だけ読んで、企業法務上かと、誤解しそうになりました…。
>今回は、規約改変の内容云々ではなく、以前からず〜〜〜っと問題だった「説明不足」を今回も性懲りもなく露呈してしまった事が一番まずかったのではないかと思ってます。
僕も基本的には同意見です。が、釈然としないのでメールフォームから問い合わせ中です。PROユーザなので回答があるでしょう。
まぁ、著作権の利用許諾の妥当性云々は、確かに僕の個人的見解ですが、結局企業の判断も、突き詰めていけば個人的見解に行き着くわけですから・・・
ま、そこはいいじゃないですか(^^;
ところで、聞いた話によると、PROユーザーであってもなかなか返事が返ってこないというふざけたうわさも耳にしますが、mishimaxさんのお問い合わせにどれだけ迅速かつ真摯な対応をとれるか、見ものですね。
あまり期待はできないのかもしれませんけれど。