労働法のキモが2時間でわかる本を読んだのでレビュー。

勤務していた銀行を退職し、超適当企業に転職することになった女性社員(ナナ)が超適当な扱いをされ、知り合いのイケメン社労士の力を借りつつうまく凌いでいくというストーリーを通じて労働法の基礎を学べる軽いタッチの本です。
とはいえ、ストーリーと解説の比率が1:1くらいと、類書よりも解説の比率が高めになっているので、確かに「キモ」は把握することができたような気がします。
(僕自身、労働法に関する知識レベルが極めて低いので、ちゃんと「キモ」を抑えられているのかは正直よくわからないのですが・・・)

ストーリーの舞台となっている田中建設はそこそこ規模のワンマン経営企業で、片っ端からものの見事に労働法を無視してくれますが、「こうすべきだった」という解説を読むと、普通の会社が労働法規をちゃんと遵守するのはつくづく大変なんだなぁと実感します。

なお、取り扱っているテーマは
  • 募集・採用
  • 労働契約
  • 労働時間・割増賃金
  • 休日・休暇
  • 賃金支払
  • 就業規則
  • 解雇
  • 労基署の調査(!)
と、かなり幅が広くなっています。

タイミングが合えば中古をかなり安く買えるので、ぜひ格安ゲットを狙ってみてください(笑)